病気になって借金をする負のスパイラル

 

病気と借金

病気と借金という悪循環

借金をすることは習慣化してしまう可能性があります。ギャンブルなどで借金するのは故意の問題と言えますが、病気で負のスパイラルにハマってしまう人は少なくありません。病気になると仕事を休まないといけなくなる場合が多いでしょう。例えば風邪を頻繁にひいていて、そのたびに仕事を休んでいれば会社に少なからず迷惑がかかります。非正規雇用の立場にある人だと、給与が出ないので自分自身が困るでしょう。こうした問題は悪循環を招きやすく、なかなか抜け出すことができません。

病気になると仕事ができなくて金欠になってしまう人が多く、それで借金をする人は少なくないです。十分に貯蓄のある人ならあまり影響は受けないでしょうが、すでにローンを利用しているような状態だと困るでしょう。キャッシングやカードローンを利用していると、多くの利息を支払うことになります。現在はこれらのローンの金利が低下していますが、まだまだ15.0%や18.0%などの高金利が設定されています。年間に15.0%も元金が増えると考えると、いかに利息が大きいか実感できるはずです。ローンの怖いところは債務残高が大きくなるほど、比例して利息のつき方が大きくなることです。

加齢と病気で無理が効かない

病気で借金をしてしまうと、ローンを返済するために無理をする場面が出てきます。ナイトワークのバイトを入れるなど、身体に大きな負担をかけてしまう人は少なくありません。人間の身体は多少の無理には耐えてくれますが、無理がピークになると一気に悪症状が出てくるのです。耐えられる範囲を超えて負荷を与えるのはよくありません。また人は常に年を重ねていますので、次第に無理ができなくなってきます。若いころはナイトワークを頻繁に入れても大丈夫だったという人も、ミドル世代くらいになると厳しいでしょう。

ローンというのは借りグセがついてしまう状態が一番怖いので、借りすぎないように注意してください。借りたものは必ず返す義務があり、病気で返せないという言い訳は通用しません。風邪をひいて仕事を休んだので、今月分の支払いはできないと消費者金融に言ったなら、それでも返せと言い返されることが多いです。最近の消費者金融は高圧的な取立てはしなくなりましたが、まだまだ優しい取立てで収まるものではありません。何より借金は返済日をすぎると延滞金がつきますので、ますます返済総額は大きくなっていきます。こうした負のスパイラルに陥らないためにも、キャッシングやカードローンには手を出さないのが得策です。

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