借金問題を解決する方法の一つが債務整理です。
今ある債務を整理する事によって、借金の減額、もしくは免除できる方法となっており、多重債務者の救済策として国で認められている方法です。

借金は完全にゼロの状態にする事も出来ますが、整理する事によって自分が返済しやすい状態にする事も出来、自分の置かれている状況や返済能力等によって選ぶべき方法が変わってきます。

債務整理には4種類あり、任意整理はその中の一つの方法です。それ以外の方法としては自己破産、特定調停、個人再生が有ります。したがって、債務整理というと任意整理以外の方法も合わせて言っている状態ですが、任意整理というとその方法だけを指示していると言うのが大きな違いです。

借金の減額、免除

債務整理は前述した様に4種類に分かれており、選んだ方法によって借金の減額若しくは免除が出来るものとなっています。任意整理はその中でも借金の減額が出来る方法となっており、借金返済の義務がなくなるわけではありません。

今ある借金を上手に整理して、返済できる形にします。裁判所を通す必要がなく、債権者と直接交渉する事によって借金の減額を行い、通常今ある借金の額から30％から50％程減額した形にすることができます。

任意で整理する借金を選択することができるようになっているので、例えば連帯保証人がいる借金は除外して、キャッシング等の無担保融資だけその整理対象とする事も可能です。そうすれば連帯保証人に迷惑を掛ける事無く債務整理が出来ると言う仕組みです。

問題解決はプロに相談すべき

しかし、任意整理自体は裁判所を通す必要がなく債権者と直接交渉が出来るので手軽な方法となっていますが、債権者によってはその交渉が上手く行かない場合も珍しくありません。特に本人が交渉しようとする場合、話し合いは平行線をたどる可能性も十分あります。

その為、スムーズに問題を解決する為にも弁護士や司法書士に交渉を一任する人も大勢います。プロに代行してもらう方が素人が何とかしようとする時よりもスムーズな交渉となり、さらに有利な条件に導きやすいと言うメリットがあるからです。もちろん裁判所を通す必要が無いので、今ある借金を整理する最も基本的な方法と言う事も出来ます。

この様に、現在ある借金問題を解決する為には債務整理を利用する事が出来るようになっており、スムーズに行う為にも弁護士や司法書士に相談する人は少なくありません。現在では相談は無料で行っていると言う事務所も多く存在しており、＠底を利用すれば費用の節約にもつながります。

もちろん支払方法もその事務所によって違っており、請求額もその方法によって違っています。任意整理は最も初歩的な債務の整理方法となっており、手軽に利用出来るものとなっています。その為、現在では借金問題を解決する為にこの方法を選ぶ人も決して少なくありません。

しかしオールマイティな方法と言う訳ではないので、その人の借金の額によっては他の方法で借金問題の解決を図ります。